レポート:ScatLab(シンガーのためのスキャットジャムセッション&練習会) vol.1 in 浜松

9/18(sun)に浜松でScatLab vol.1!!を開催しました!

今回は6名のシンガーさんが参加してくださいました。
(日本語だとスキャット・ラブと読みます。*Lab=laboratoryの略)

私からは、スキャットの練習でこれまでどのようなことに困っていたか、
その解決方法、その他、在米中に先生方から習って役に立ったことや教材などを、
参加者の皆さんは、それぞれの迷いや悩み、課題などを
お互いにシェアしながら、どんどん歌おう!という
とってもフラットな感じの、楽しい集まりです。

日本ではまだこういう場は少ないのかもしれませんが、
LAにいた頃、よくCathy Segal Garciaさんがワークショップをされていて
シンガー同士でシェアしあうことの楽しさや、
そこで得られる共感、刺激、喜び、フレンドシップ、全てが
自分にとって素晴らしい経験だったので、
またそういう時間を持てたらと、早速実行することに。

自分を含めて、誰もが、完璧ではないということ・・・
「今日は良い歌が歌えた、良いソロが取れた!」と
何の疑いもなく自分にオッケーを出せる日は多くはないけれど
自己ベストを更新して行かなくっちゃいけない私たち。
だからこそ、仲間の存在は本当に心強いものです。

相談に乗ってくださった、浜松の高橋たえさん、
そして場所を提供してくださったハァーミットドルフィンの檀さん、
初めての試みにも関わらず参加してくださった皆さんのおかげで
この会が実現できました。

どうも有難うございました!!!

左から芳澤真由美さん、私、高橋たえさん(みんなヴォーカリスト!)

 

スキャット練習会で取り組んだこと、シェアしたこと

まず、私の場合ですが、
以前は、圧倒的に即興の練習に費やす時間が不足していたと感じています。

インプットとアウトプットの両方において、
時間数・量・クオリティーその全てが大事であるということを
やればやるほど痛感中です。。

という前置きがあった上で、以下のことをやってみました。

 

1) インプット

米語とシラブルについて、スキャットに必要な発音の知識
その時の口や顎、舌などアーティキュレーターの動きの説明
→ “Vocal Improvisation”の中のエクササイズを使用して、メトロノームで練習

 

*米語のシラブルやアーティキュレーターの使い方ができると良いこと*

・自然にswingする
・日本人にありがちなアクセントを出そうとして怒鳴っているような歌い方をやめられる
・自信が持って歌えるようになり、スキャットだけが小声になることがなくなる

何のためにどの練習をするのかを頭できちんと理解して、
実行することが大事なので、
その説明を一つ一つした上で練習しました!

紹介した教材:
スキャットで歌うアドリブ練習 改訂版 ヴォーカルインプロヴィゼイション 【模範歌唱/マイナスワンCD付】Scat!: Vocal Improvisation Techniques

 

2)アウトプット

ScatAbilityやiReal Pro(アプリ)を使用して、
インプットで練習したことを、実際に体が覚えるまで繰り返すこと

“Vocal Improvisation”, ScatAblilityのさらなる紹介はこちら
http://jazzvocalalliance.com/scatbooks_michele_weir/
*このページから購入していただくと本代の2%がジャズヴォーカルアライアンスに寄付されます!
今は運営費が私の持ち出しなのでご協力いただけるとありがたいです!

iReal Pro(カラオケアプリ)
https://itunes.apple.com/jp/app/ireal-pro/id298206806?mt=8

Jamey Abersoldのカラオケブック(次回持っていきます)も楽しいですね♫

 

3)レパートリーにどう応用するか

Autumn Leavesをみんなでトレード!
(マイクを使って順番に順番に回して歌って行く)

必要な理論の説明

・ダイアトニックとは?
・ガイドトーンラインとは?
・ⅱ-Ⅴ-Ⅰとは

など、ピアノを弾きつつ簡単に説明。

 

トレードの時に取り組んだこと & これからやりたいこと

・ルート、スケール、アルペジオを歌い、コード進行やハーモニーを頭に入れる
・ガイドトーンラインを作り、歌う
・特定の音からスキャットを歌い始める
・小さなモチーフを使って発展させる練習(motif development)
・自分の前に歌った人のフレーズを少し取り入れて、次のフレーズに生かす
・Lick(ジャズフレージングの常套句を覚えていく)をanykeyで歌って行く
・4小節ごとにスキャットするだけでなく、バリエーションをつけ、
どの小説からでもフレーズを始められるようにする
・その他、クロマティック(半音)な音を取り入れる、少し難しいスケールを使うなど

 

今回は初回だったので概要をお伝えしながらで、
少し盛りだくさんの内容になってしまいましたが・・・

みなさんが終始楽しく、リラックスした雰囲気で、
でも、勇気を出してチャレンジすることも忘れないで歌ってくださり、
とっても良い時間になりました!

次回からは、もう少し焦点を絞って、深く掘り下げても楽しいかな?と思っています。

質問・ご要望、いつでも遠慮なくお寄せください。

 

東京でも、どなたかトップシンガーのゲストをお招きしたりして
行えたらいいなぁ・・・とあれこれ思案中です!

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